ロープ/戦場の生命線
それは、紛争地帯のありふれた一日。
© 2015, REPOSADO PRODUCCIONES S.L., MEDIAPRODUCCIÓN S.L.U.
1995年、停戦直後のバルカン半島。そこで、何が起こったのか!?
知られざる英雄たちの活動を描いた衝撃と感動のヒューマン・ドラマ。
いまも世界各地で続く内戦や紛争、そして巨大な自然災害。そうした地域で困難に陥り、命の危機にさらされながら援助を求めている多くの人々。政府や国連など、動きの鈍い巨大組織が手をこまねく中、いち早く現地に向かい、自らの危険を顧みず援助活動を続ける国際援助活動家たちがいます。これは、助けを求めている人々の“命”を守るために武器を持たずに戦う、知られざる真の英雄たちの愛と勇気の日常を描いた感動のヒューマン・ドラマ。カンヌ国際映画祭での公式上映では、上映後10分間に及ぶスタンディング・オベーションが起こり絶賛で迎えられ、各国で大ヒットした傑作です。
ロープがあれば、この世界はもう少しハッピーになるのに。
1995年、停戦直後のバルカン半島。ある村で井戸に死体が投げ込まれ生活用水が汚染されてしまう。それは水の密売ビジネスを企む犯罪組織の仕業だった。国籍も年齢もバラバラの5人で構成される国際援助活動家“国境なき水と衛生管理団”は、死体の引き上げを試みるが、運悪くロープが切れてしまう。やむなく、武装集団が徘徊し、あちこちに地雷が埋まる危険地帯を、1本のロープを求めてさまようが、村の売店でも、国境警備の兵士にもことごとく断られ、なかなかロープを手に入れることができない。そんな中、一人の少年との出会いがきっかけで、衝撃の真実と向き合うことになる・・・。
国際的演技派キャストの豪華共演!感動を呼ぶ伝説の反戦ソング!!
“国境なき医師団”に所属する医師でもある作家パウラ・ファリアスの原作を、『カット!』でゴヤ賞最優秀監督賞を受賞後、数々の映画賞を獲得しているスペインの俊英フェルナンド・レオン・デ・アラノアが自ら脚色し、監督。『トラフィック』『ボーダーライン』のベニチオ・デル・トロをはじめ、『ショーシャンクの空に』『ミスティック・リバー』のティム・ロビンス、『007 / 慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコ、『海の上のピアニスト』のメラニー・ティエリーなど、国際的な演技派たちが迫真の演技で見事なアンサンブルを披露。数々のアーティストによるカヴァーでも知られる反戦ソング「花はどこへ行った」が効果的に使われ、爽やかな感動を盛り上げます。
監督:フェルナンド・レオン・デ・アラノア
出演:ベニチオ・デル・トロ「ボーダーライン」/ティム・ロビンス「ショーシャンクの空に」/
オルガ・キュリレンコ「007 / 慰めの報酬」/メラニー・ティエリー「海の上のピアニスト」
原題:A PERFECT DAY 2015年/スペイン/カラー/英語、セルビア語、スペイン語、フランス語、ボスニア語/シネマスコープ/106分/5.1ch/DCP
後援:スペイン大使館/セルバンテス文化センター東京/公益財団法人 日本スペイン協会
提供:レスぺ、中央映画貿易 配給:レスペ 宣伝協力:フリーマン・オフィス
2018年2月10日(土)、新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほかロードショー!