映画制作

健さん

2016年6月22日

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あなたは本当の健さんを知っているだろうかー?

2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健、逝く—1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?
生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?『健さん』はそんな疑問への答えを提示した初のドキュメンタリー映画である。監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一。マイケル・ダグラス、マーティン・スコセッシ、ジョン・ウーといった海外の名優、名匠のインタビューからは、映画、そして日本の美学を紐解き、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉健の輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。「漫然と生きる男ではなく、一生懸命な男を演じたい」「どんなに大声を出しても、伝わらないものは伝わらない。むしろ言葉が少ないから伝わるものもある」― 高倉健の人生哲学は、今もなお、我々の心を熱くさせてやまない。
さあ、逢いに行きましょう、日本の男に。

2016年8月20日(土)全国公開!

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©2016 Team “KEN SAN”

監督:日比遊一
愛知県名古屋市出身。ニューヨーク在住。作品は世界各国の著名なコレクションに収蔵されている。米NYタイムズ紙は日比の作品を「夜景に映し出されたその“沈黙と孤独”は、瞑想によって達することの出来たエクスタシーのようなものを感じさせてくれる」と称した。映画監督としては、写真家で映像作家でもあるロバート・フランクのドキュメンタリー『A Weekend with Mr. Frank』を製作(編集、製作指揮は『未来を写した子どもたち』で2005年、米アカデミー賞ベスト・ドキュメンタリー部門を受賞したロス・カフマンが担当)。2013年、長編プロジェクト『ROAD KILL』がカンヌ映画祭<アトリエ部門>にアメリカ代表として招待された。2014年、長編映画『An Ornament of Faith』が完成。IFP(*)は本作を、2014年デビュー作の中のベスト25に選んだ。現在、演技の常識を変えたとされたスタニスフラスキーの “メソッド” の正体を探るドキュメンタリー『Method or Madness?』を撮影中。NYアクターズ・スタジオの初代メンバーでありスタジオと深い関わりを持つ俳優イーライ・ウォラック、映画監督のアーサー・ペンなどが既に出演している。 *IFP(The Independent Filmmaker Project)アメリカのインディペンデント映画をサポートする団体


 

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